こんにちは,けいさんです.
今回は我が家が今,絶賛買増中のETF 【2013】と【2014】の銘柄分析をしたいと思います.
【2013】と【2014】の基本的な情報
どちらもブラックロック社が運用しており,2024年1月に上場した新しいETFです.
【2013】は東証版の米国高配当ETF【HDV】です。
【2014】は東証版の米国連続増配ETF【DGRO】です.
信託報酬は税込みで0.121%です.
HDV,DGROは0.08%なのでやや東証版ETFの方が高いですが…
二重課税調整制度により本来であれば税金は30%(米10%,日20%)ですが,自動的に20%(米10%,日10%)になるため,確定申告の手間を考えると信託報酬の差は微々たるものだと思います.
【2013】【2014】は新規上場のETFで日本でのデータは少ないため,代わりにHDVとDGROの過去データを比較します.
HDVとDGROの構成銘柄
HDVの構成銘柄
DGROの構成銘柄
HDVはエネルギー,公共事業のセクターが多めです
DGROは情報技術,金融のセクター比率が多めです.
HDVとDGROの10年間の株価比較
HDVに2014年に$100を投資していたとすると2024年に$209になります.
一方でDGROに2014年に$100を投資していたとるすと2024年に$292になります.
株価は10年間でDGROが3倍,HDVが2倍です.
DGROの圧勝ですね.
HDVとDGROの配当金推移
過去5年間の推移では分配金利回りはHDVが3-5%,DGROが2-3%です.
どちらのETFも着実に分配金が増えていますが…
HDVは10年間で$2.88→$3.89と1.6倍なのに対して
DGROは10年間で$0.64→$1.32と2.1倍になっています.
長期で持つ人はDGROのほうがインカムゲインもキャピタルゲインも得られそうですね.
まとめ:早く分配金がほしいひとはHDV,長期ではDGRO
【2013】と【2014】のもとになるHDVとDGROを比較検討してみました.
HDVは購入時から4%前後の分配金が得られるのがメリットです.過去データと同じであれば着実にインカムゲイン,キャピタルゲインの上昇も狙えます.
DGROは購入時は分配金が2%ですが,過去データでは10年間保有すれば購入額に対して4%程度の分配金が得られるようになっていました.ハイテク株が構成銘柄にあるためキャピタルゲインも十分に狙えます.
我が家では【2013】と【2014】を取得額3:1程度の比率で保有しようかと思います.
子育て真っ只中の今は分配金がたくさんあったほうが嬉しいんです.
【2014】は株価の上昇率が大きいので,勝手に評価額が1:1になってくれるかな…?
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